寝床落語会  
藤山直樹
幼稚園の卒園文集で「おとなになったらなりたいもの」のトップに「らくごか」と書いた逸材というか変人。小学生になっても自習時間になると勝手に教卓にあがって一席伺っていたというお調子者。

50代になるころから、立川談志フリークとなり、ついに子ども時代に退行して落語をやりたくてやりたくてたまらなくなり、とうとう寝床落語会を結成した。

落語をやってなんとか自殺を回避しているという噂もある。
   
  桝屋二郎
中高時代は周りに落語公害をふりまいて迷惑をかけていたらしい…。永らく落語は禁じ手にしていたものの、この会に一観客として参加して以来、客席から高座にワープしたいという想いが強くなる。そして第四回公演から遂に禁断の川を渡ってしまった…。

落語彼岸に渡って成仏したかのような幸せを感じ、「死ぬなら高座の上がいいな」とか「米朝師匠にもしもの事が有ったら殉死しようかな」などと周りに甚だ迷惑な夢想を繰り返している今日この頃。ちーん。
   
 
普段は広尾にある「鉄板焼き 高見」のオーナーとして活躍。クリエイティブな料理の数々は、まさに絶品!
しかしお店で落語のお稽古を始めるので、スタッフの皆さんは内心戸惑っているらしい…。

上方落語の古典と新作を口演する。
   
寝床落語会