寝床落語会  
  この落語会は藤山直樹(精神分析家・精神科医)、北嶋聡史(臨床心理士)、桝屋二郎(精神科医)、高見真克の4人の演者、山崎孝明、岩野香織(両名とも臨床心理士)の2人の事務局スタッフによって構成されています。

臨床の現場とその周辺で出会った6人が、落語という演芸の魅力に虜になり、年に2回の夢のような時間を、観客の皆さんと共有したいという気持ちで落語会を立ち上げました。
2006年から年に2回、5月と12月に落語の公演をおこなっています。着実に観客を増やし、2009年からは毎回100名程度の観客を集めています。

藤山は江戸落語、北嶋、桝屋、高見は上方落語を口演します。4人の芸風の違った演者が絶妙のバランスで皆様を楽しませたいと存じます。日曜の午後のゆったりしたひとときをお過ごしください。

4人の演者にとって、落語を演ることは、若いときからのやむにやまれぬ衝動の結実です。
パフォーマンスの質を絶えず向上しようと努力していることは間違いありません。みなさまのご支援、なにとぞよろしくお願いいたします。

なお、寝床落語会のネーミングは落語通の方ならおわかりのように、「寝床」という古典落語のネタにちなんでいます。旦那が店子や使用人にむりやり素人芸の義太夫を聴かせようと必死になり、店子や使用人たちはなんとかその災難を逃れようとする、という状況で繰り広げられるシチュエーションコメディです。この状況がちょっとこの落語会の状況に似ているかもしれない、と、私たちも十分自覚しながら、皆様のおいでをお待ちしているわけです。
 
     
寝床落語会